「末期医療中の(子)を在宅で介護している飼い主さん(家族)または その(子)の安楽死の決定を迫られている飼い主さん(家族)に対して心のケアを行う者」と定めています。
(ペットロス軽減をめざしたプログラムが作成できます)
ターミナルケアリストは、闘病中の子を(亡き子も含め)家族の一員と見なした家族カウンセリングを行います。

当協会では、ジュゴンやイルカや馬 などから人間に教え、伝え、与えられるアニマルアシステッドセラピー効果が、最も身近なペット(主に犬や猫;学校教育に用いられるウサギなど)、また、『飼い主の心に宿る亡き子からも同様の効果を得ることができる』と考えています。

ターミナルケアリストは(亡き子を含む)闘病中の子を介在させる「人と伴侶動物の相互関係支援技法」を用います。それにより、今まで踏み込むことが困難であった飼い主自身の死生観とその構築をサポートし、現時点での飼い主さんの悩み苦しみを越え大きな「気づき」と「明確な目標:価値設定」そして「実際に行動が起こせる」までのプロセスを(亡き子を含む)最愛の子と共に歩めるセラピーを提供します。

また、闘病中の(子)も学習を続けていることを忘れてはなりません。
ターミナルケアリストは、「人と伴侶動物の相互関係支援技法」を用いることで、その(子)の持つ残存機能を延ばしそれを保持させる接し方を提供します。
それは従来の応用動物行動学から一歩踏み込んだ 個体別優位な学習能力分野の判別を組み込むことで、画期的なリハビリ:リラクセーション法です。

 

※ 表記は、ターミナルケアの必要な飼い主さん、既にペットロスで苦しまれている飼い主さんが目を通されることを考慮し、あえて、ペットを(子)、亡くなったペットを(亡き子)と表現させていただきます。